大きな物語や感動なんてものはありません。
でもそれは別につまらないってことじゃないです。
見えてくるのはつらい現実だし、問題提起のみで当然解決するわけでもないけど、ずっと優しい空気が流れてる。
じ…
題名の通り、この老紳士スパイが優しくて優しくて
関わる人全てに、その人に必要なんじゃないかなと思うような手助けをする
それは、楽しい会話だったり、ちょっと気をそらせてあげることだったり
不安で仕方な…
依頼人の母親が施設で虐待されてないか調査するため
セルヒオさんは施設で潜入捜査を行います。
最後にセルヒオさんは言うんですね
「本来このような捜査は、依頼人が担うものだよ」って。
映画が終わって…
ドキュメンタリーなんですよね。
映画撮影とスパイ活動が同時に行われる…って言う設定。
入居者たちがセルヒオに見せる顔がチャーミング。
とんでもなく紳士だし、自分の事で精一杯なホーム生活の中で、あん…
祖母を思い出した。もう何年も前に施設を訪れてから一度も顔を合わせていない。最後に会ったときも私のことを覚えていない様子だった。それでも今、私が彼女を訪れたら少しでも孤独を癒すことができるのだろうか。…
>>続きを読むめちゃめちゃよかった。
この映画についての自分の認識には変遷がある。
1.知った当初
「お、私好みの高齢者映画か」
↓
2.見る直前
「え、ドキュメンタリーなの?!」
↓
3.見始めてしばらく
…
最後のセルヒオの言葉が全て。
ファーザーみてコレ見たので、いろいろと考えさせられたし学べた。
とはいえ前半は笑えてほのぼのした。
お葬式も明るくて最後に拍手をしたり、文化が違うなーと思った。
セ…
原題: El Agente Topo
英題: The Mole Agent
83歳のセルヒオ。妻を亡くしたばかりだが、生きるのに意欲的で新聞広告で見つけたある老人ホームの内定調査の職を得る。ホーム…
老人ホーム入居者親族から探偵に潜入調査の依頼があり、雇われたセルヒオ。高すぎる対人力の持ち主セルヒオがホームに起こすコミカルな騒動(?)もありつつ、メインは入居者ひとりひとりと彼が重ねる対話。本当に…
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