シーナマン

画家と泥棒のシーナマンのレビュー・感想・評価

画家と泥棒(2020年製作の映画)
5.0
ふたりは奇跡的な出会いだったと思う。
ベルティは良い方向に進めたけど
全然ちがった結末もあったと思うし、ほんとラッキーだったと思う。生きていることもそうだし。バルボラに出会えたこともそう。

バルボラの優しい表情。愛がある魅力的な人だなって思ってた。最初は心に暗闇を抱えてる人だなんて感じなかった。
ディレクターの編集がうまいのか
でも、描いてる絵で深いところにある暗い部分が現れてるなと。納得。

裁判でベルティと直接会って、同じような
部分を感じたのかな?
会ってる時、絵を描いてる時、話している時。お互いにセラピー的な役割になれていた感じがする。
恋人ていう関係じゃなく
この特殊な関係だったから成り立っていたのかなと思った。

最後の絵。素敵すぎる‼︎
最初から自分だったのか。描き直したのか。どっちだったんだろう?

この配信でどれだけ収益が得られるか分からないけど
バルボラが経済的に不安なく過ごせてほしいなと思う。

日本で絵が観れる機会があれば是非足を運びたいです。
シーナマン

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