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画家と泥棒のひでGのレビュー・感想・評価

画家と泥棒(2020年製作の映画)
3.5
特別な環境、特別な境遇、特別なキャラクター
ドキュメンタリーが描く媒体は、普段の生活からはかけ離れている特異なものが多い。

でも、私たちは、普段見ない世界に置かれた特殊な人生を覗きながら、その中に普遍的なもの、自分との共通項を見出そうとしているのではないだろうか。

昨年のマイベストドキュメンタリー映画は、「世界一ゴッボを描いた男」だった。

ゴッホの贋作を描き続けるという特殊な状況の男の記録の中に、「人生の目的て、なんだろう?」と、狭いエリアから一気にみんなに共通するテーマに駆け登っていった名作だった。

今度はホンモノの画家さんのお話、
またまた特異な人物像、、
泥棒はまだ普通?😅

自分の絵を盗まれてた泥棒をモデルにするために、彼と親しくなって行く画家さん、、

正直、追いつけなかったし、共通項の広がりを掴み切れなかったなあ、、💦

クリエイトしていくということは、
その素材そのものと、一体になることの可能性も示しているかな、、、

興味深く、刺激的な人物たちではあるが、、
自分との接点は、見つけられませんでした。
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