Rottenで批評家からも観客からもポイントが高いのでダークホース(馬だけに)ではない。
そして話の作りとしてはとてもオーソドックス。パッとしない主人公が一念発起し、小さな成功を経て中盤で悲劇に見舞われ、そこから再起しようとする。
でもなぜか、ドリームアライアンスが最初のレースに出るところだけで泣ける。そして端からわかりきったようなクライマックスなのに号泣寸前。不思議だ。
ウェールズの話なので同地出身のバンドの曲がふんだんに使われてて、ひさびさにマニックスとSFAを聴いてる。
そして、なかなかに優れた「打ち上げ映画」でもある。