ボクサーの弟と、そのマネージャー兼コーチ役の兄。地下ボクシングで生計を立てるが街を転々とする日々。ある日、兄のせいでとんだ事態を背負い込む事になる。そんな底辺の２人が一発逆転の大勝負に挑む様を描いたヒューマンドラマ。
ある映画紹介ではＢ級ドラマとされていたが、スコットフリープロダクション製作なのでＢ級として製作された訳ではなさそう。主演もチャーリー・ハナムさんでネームバリューある人ですし。
ボクシングというよりは地下格闘技ぽいですし、ボクシングムービーというよりはロードムービーという印象。
終着点は安易に想像出来てしまう。だって序盤から道中もどんより暗い雰囲気で、ここからどうしても浮上するとは思えないほど見通しが暗いから。
兄弟愛というか腐れ縁なのかなぁ。女性の行動も理解出来なくてどうしても好きになれない。
闘うシーンは少ししかないので、ボクシングシーンに期待してはいけない。
それでも泥臭い闘いは迫力はありました。
もがいてももがいてもという人間臭い物語は好きな人には心にズシッと来るのだろうと思います。しかし私にはもう最初から行き着く先が見えてしまう映画で辛気臭くて合いませんでした。
まとめの一言
「トラック乗って世界の果てに行ってしまえばよかったのに」
