アカデミー作品賞のノミネートには「?」が浮かぶが、キャストの華やかさが素晴らしいの一言に尽きる!!!
オチも映画見なくても分かるようなものだけど、予想を裏切ることなくちゃんとオチてくれるので気持ちいい。他で魅せてくれるなら予想外の展開なんかなくていいんだ。
ちゃんとデルトロっぽくて、美術の細やかさと美しさをたっぷり堪能。暗闇に浮かび上がるケイト・ブランシェットの美貌と、またまた幸薄い系の(それが1番似合う)ルーニー・マーラ、そして頼りたくなる姉御トニ・コレットの三代美女のコントラストがとにかく最高の一本。主演のブラッドリー・クーパーはそんなに好きではないんだけど、美女たちと脇を固めるウィレム・デフォー、ロン・パールマンら個性派俳優の存在が生きていて感謝。
あまり期待してなかったけれど、だいぶ満足度の高い作品でびっくり。