ギレルモ·デルトロ監督が過去の作品をリメイクした新作でした。
元の作品を見たことがないので、比較はできませんが、移動サーカスの怪しげな舞台装置とか、瓶詰めの赤子とか、デルトロ監督らしさがよく出ていたと思いました。
これまで、「シェイプオブウォーター」とか、「パシフィックリム」とか、怪獣系の映画を撮ってきた監督が、ここに来て人間の持つ怪獣性というような黒い部分に迫ったところがよかったと思います。
終盤のスリリングな展開など、2時間半の長尺でも、まったく飽きがない感じで、ラストまであっという間に見れるところが、さすがです。