ウィンプスハンター

ナイトメア・アリーのウィンプスハンターのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
3.6
《裏切り、欲望、嘘に溺れる。》

ギレルモ·デル·トロ監督最新作。
劇場で予告観た時気になってたけど、
タイミング合わなくて観れずにいたら、もうディズニー+に!
相変わらず早いなぁ…不安なる早さだ(笑)

『パンズ·ラビリンス』、『パシフィック·リム』等々好きな作品の多い監督です。
今回もテーマが見世物小屋と言うことだったのて、
これは監督の得意ジャンルが炸裂しそうだなと思ってたんですが、
蓋開けたら思ってたのとはだいぶ違いましたね。

でもこれはこれで面白く観れました。
カレー注文したのに、刺身定食出てきて戸惑ったけど、旨いからまぁいいか的な(笑)
とは言えちょっと長すぎました。
単調なシーンが多い上に尺があるので、
余計に長く感じました。

一人の男が自分を隠し続け、
危ないバランスで成功を手に入れる物語。

主人公はブラッドリー·クーパーなのですが、女性陣が見事なサポート役で光っていました。
ルーニー·マーラーは相変わらず綺麗で唯一と言って良いこの映画で《まともな人》だった気がします。
ケイト·ブランシェットは魔女のような危ない雰囲気が凄かったです。

オチがめちゃくちゃ効いてましたね。
なんかこう昔話とか、落語のような見事な終わり方でした。