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ナイトメア・アリーのccdfilmsのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
2.0
サスペンス映画。
カーニバルのショーでウィレムデフォーに難癖つけられ働かされる主人公。最初は野人と同じテントの下男として働いていたが、読心術を学びその一座の花形まで引き抜き独立してゆく。

正直、予告だけでは何の映画かわからなかったが、実際に観ても何を伝えたかった映画なのかよくわからない。話としては単純、一人の男の栄枯盛衰を見守る形となる。ただこの男、性格クズの見た目良し、考えなしに突っ走って失敗するというある意味お手本のような物語の主人公。なのであまり感情移入ができない。
デルトロらしい画作りで一応観れるのだが、あまり人にはオススメできない。もう少し社会派もしくはスーパーナチュラルに振れれば面白くなりそうではあるが、今作は味付けが中途半端に感じた。
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