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ナイトメア・アリーのBylethのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
3.3
作品解説
ギレルモ・デル・トロ監督のサスペンススリラー。ショービジネスの成功者となった男が、恐るべき闇に飲み込まれてゆく姿を描く。
『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が、ノワール小説『ナイトメア・アリー 悪夢小路』を1947年の『悪魔の征く町』に続いて再映画化したサスペンススリラー。人間ならざる者の悲哀を描いてきたデル・トロ監督の作家性はそのままに、ブラッドリー・クーパー演じる主人公が辿る驚愕の運命を映像美と共に綴る。主人公の運命を左右する心理学者を、ケイト・ブランジェットがミステリアスに演じている。

ストーリー
1939年のアメリカ。故郷を離れた野心的な男スタンが辿り着いたのは、人か獣か正体不明な生き物を見世物にする怪しげなカーニバルの一座だった。そこで読心術を習得したスタンは、電流ショーの女芸人モリーと共に一座を抜け出すと、華やかなショービジネスの世界で成功を手にする。そんな彼の前に現れたのは、女性心理学者リリス・リッター。彼女との出会いをきっかけに、スタンは恐るべき闇に飲み込まれてゆくことになる…。

*BS10スターチャンネル公式ホームページの作品ページより引用


BS10スターチャンネルの1月27日放送分を録画して鑑賞
アカデミー賞4部門受賞他9部門ノミネートの『シェイプ・オブ・ウォーター』を手がけたギレルモ・デル・トロ監督作品で、こちらもアカデミー賞4部門ノミネートされるほど前評判が高かった。
デル・トロ監督らしくミステリアスだけどファンタジックに見える部分もあり、時代設定的に恐ろしくて狂気すら感じる描写が見事だった
『TAR/ター』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたケイト・ブランジェットのミステリアスな演技は見事で、『アリー/スター誕生』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたブラッドリー・クーパーが闇に飲み込まれていく主人公を演じており、狂気的でミステリアスな演技をしていたと思う。
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