久しぶりにこれぞ映画!という映画を観た気分になりました。
ここのところ小難しい映画を観ていた反動か、「これこれ!こういうの!!」って思いながら観終わったいい映画です。
ある男の人生が、その過程で出会う女性によって展開していきます。
見世物小屋での出会いをきっかけに成功し、没落していく過程も物語としてとても面白いんですが、やはり最後のシーンですよね。
ハッピーエンドとは言いにくい終わりなんですが、映画を観終わった後味はとても気持ちよく、「いい映画を観たなー」と実感できました。
デルトロ監督作品で見世物小屋が舞台なので色々なデザインのクリーチャーなどが出るかと期待しましたが、それがなかったのは残念でした。
ただ、舞台美術などはとても素晴らしいので観て損はない、むしろ観終わった後の余韻がとても素晴らしいので得しかない作品、っといったところでしょうか。