このレビューはネタバレを含みます
えぇ〜めっちゃ面白かった〜!!!!
キャロル•モニカ•カマラの3人がある時から突然入れ替わってしまうようになって…というお話。
過去からのわだかまりがあるキャロルとモニカ。推しとファンの関係性であるキャロルとカマラ。はじめましてのモニカとカマラ。3人それぞれの関係性はありつつも、光属性(?)の女たち、お互いにサクッとまとまって癒しあって、協力しあうのが素敵でした。シスターフッド最高。
大人の2人が高校生カマラをちゃんと守ろうとするのも、その事を親に宣言したのも安心して観ていられたし、モニカの悲しみに素直に寄り添い、精神的に追い詰められたキャロルを疑うことなく信じ続けるカマラ、本当にいい子…!! 言葉で関係性が感じられる場面も、ハグや握手の場面もあたたかくて、このチームもっと観ていたかった。
戦闘場面は、入れ替わり設定が効いていて、迫力があるシーンが多く見応えありました。技術的にどうつくってるのか気になった。
脚本は良い意味でサラッとしてて、上映時間も短めだし初心者にも見やすそう。コメディパートはお腹抱えて笑いました。お気に入りコメディパート、ランキングつけちゃう。
第3位 入れ替わり特訓でダブルダッチしたりジャグリングしたりする場面。
第2位 歌が言語の惑星アラドナでのコミュニケーションの全て。
第1位 「フラーケンに食べられてください。」の場面で響きわたるmemory。
そこでmemoryなんだ!! という驚きと、やっぱりmemoryだよね〜の思いと、滲み出る「猫は正義」な価値観と、画面のシュールさ。ほんと面白かったです。猫はかわいい。うん。
ヤング世代のヒーローたちが、これからどう繋がり、何を成し遂げていくのかも楽しみです。
