このレビューはネタバレを含みます
ＭＣＵ最強ヒーロー、キャプテン・マーベルの第二弾で、今作はキャプテン・マーベル以外にモニカ・ランボー、ミズ・マーベルの３人の活躍を描く。まず関連作で「ミズ・マーベル」と「シークレット・インベージョン」は未視聴。
でも今作では影響は無いように思う。
確かにミズ・マーベルのオリジンは判らない状態だったけど、劇中でどういう能力かは説明してくれるし（モニカ・ランボーの能力も）
「ワンダビジョン」で能力に目覚めた程度だったモニカは劇中内でどんどん能力を開花していく。障害物を通り抜けて空も飛べるって、ほぼ無敵にちかくね？
ＭＣＵ史上最も短い上映時間のせいか、やや駆け足。もっと３人の触れ合いも見てみたかった。惑星アラドナの風習はよく判らんかったが、宇宙は広いという事で。
能力の違う３人が入り乱れる難しいアクションシーンも結構楽しめたし、キャプテン・マーベルの異次元の強さも今回はダー＝ベンの持つバングルで封殺されていたのも良し。
今回強く印象に残ったのは弱音を吐いたキャプテン・マーベル。
サノスとほぼ互角のチカラを持ち、太陽すら復活させる能力を持つ彼女がモニカに独白するシーンは最強のヒーロー故の悩みであり、彼女もひとりの人間だったんだな、と再認識。
クリー人から殺戮者と呼ばれるくだり。
クリーの為を思ってスプリーム・インテリジェンスを破壊した結果滅亡の道を辿る惑星ハラ。
その姿はかつて対峙したサノスに被る。こういう皮肉めいた展開も良かった。
そしてエンドクレジットに出てきた、ケイト・ビショップとハンク・マッコイ！
ケイトに関してはおそらくヤングアベンジャーズに繋がる展開をようやく出してきたんだなと思いつつも、最後の最後でまさかのX-MEN。
モニカ・ランボーが目覚めると隣には死んだ筈のお母さん。うーん、これはタイムリープかな？どうやって元に戻るの？
と思っていたら、ビーストですよ！
そして彼が口にした「チャールズ」とＸを象った扉。まさかマーベルズで出してくるとは思いませんでした。次回作は「デッドプール３」なので伏線バッチリ？
