コマミー

マーベルズのコマミーのネタバレレビュー・内容・結末

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

【1人じゃない…3人で!】



※私は本作に関してネタバレできる様な立場も知識もないですが、念の為伏せさせていただきます





いやぁ…"ミズ・マーベルことカマラちゃん"の所作やら発言やらが可愛いし、面白かった。「ミズ・マーベル」はまだ全然観れてないが、この子がピーター・パーカー同様に、アベンジャーズとしてどのように今後成長していくかが益々楽しみになった。というか、今回の"キャプテン・マーベル"と"モニカ・ランボー"との共闘で、カマラの"人間としての成長"、そして"ヒーローとしての責任"を大きく感じさせた作品になっていたのだ。本当に、心から「頑張って」と応援したくなった。

そしてキャロルと今回のヴィランの"ダー"…そのような"辛いエピソード"があったなんて想像もし得なかった。しかしながらこのキャロルとダーのエピソードに関してはかなり弱く、本作のための消費キャラとダーはなってしまったのが残念だった。
同じく消費キャラとなってしまい残念だったのが、キャロルといつの間にか"アレな関係"になってた"パク・ソジュン"演じる"ヤン王子"だ。"惑星アラドナ"という星の王子様なのだが、このキャロルとヤン王子との関係性についてあまり言及しておらず、かなり私はちんぷんかんぷんだった。だが、突然始まるミュージカルシーンはかなり面白かった。

モニカのラストでの"重大な決断"は、かなり感動したが、同時に"あの作品"に繋がる大事な要素だったとは…これは今後に期待だ。

MCU史上最も短い上映時間となった「マーベルズ」。
この短さも中身を見たら賛否が実際凄いのも少し納得がいったし、だがそんな本作でも充分、今後の"良い展望"が見えた作品になっていたと感じた。

ちょっと本作を良い機会に、私も本格的にドラマを含め、MCUを見返そうかなと感じた一作でした。

本作は実は、そんなMCUを離れていた人を"一気に引き摺り下ろす"作品になっていたのかなと感じます。

(追記)……あと"グース"率いるニャーベルズの活躍も輝いてました。この子達も立派なアベンジャーズの一員なのです!
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