このレビューはネタバレを含みます
一人ではたどり着けない、最強へ
Higher. Further. Faster. Together.
キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルが、『ワンダヴィジョン』で力を覚醒させたエージェント、モニカ・ランボーやアベンジャーズオタクの女子高校生カマラ・カーン/ミズ・マーベルとチームを組むプロットで、マルチバース・サーガ初の集合作品かつ2019年3月公開の映画『キャプテン・マーベル』と2022年6月配信開始のTVドラマ『ミズ・マーベル』の続編
魅力的なキャラの有無は重要である事は既に証明済みだが、キャプテン・マーベルとモニカ・ランボーとミズ・マーベルは魅力的なキャラであるものの、ヴィランであるダー・ベンは役者は良いもののキャラとして踏み込み不足だった点は、脚本の問題があったと思われる。コミカルなシーンがやや多めでグースを始めとする猫のシーンは流石に笑ってしまった
フェーズ4からはマルチバース・サーガとして物語が進んでいるが、行き当たりばったりで迷走している感じが否めなかったものの、ラストでマルチバースを絡めてくるとは思いもせず予想外の展開で驚かされた。マルチバースといえば最後のポストクレジットシーンが関係してくるのだが、別次元に閉じ込められたモニカ・ランボーがつい最近MCU版実写映画の脚本作業が始まったと話題になってるX-MENのキャラクターと合流するシーン。20世紀フォックス時代のX-MENはデッドプールしか観てない自分としては誰？って状態になったが、X-MENの合流は今後のMCUに大きく関連してくる事は間違いないと思われる。もしかしたらX-MENとの合流のためにマーベルの親会社ディズニーのCEOがボブ・チャペックからボブ・アイガーに変更になった後で追加撮影をしたのではないかとすら思えてくる
