1より普通に面白かった
キャプテンマーベル、モニカランボー、ミズマーベルと2人がドラマ出身ってのもあってか今後のMCUドラマにおける重要性と今までドラマでやってきたことがいかに映画で実るのかという実験的であり挑戦的な作品であった
まずはミズマーベルことカマラカーンが最高だった。アベンジャーズオタクであり最推しがキャプテンマーベルってのもあってか憧れのヒーローが私と一緒に！っていうオタクと憧れの師弟関係というよりチームメート関係ってのがとっつき難いキャプマに親近感を覚えさせてくれる。
強すぎるのとあまり人間味を感じないところという欠点をカマラやチームを通してキャプマもキャラクターとして一皮剥けていったのは良かった
バングルのシステムで能力を使う度に入れ替わる、ロジックアクションは前半それにてんやわんやしながら場所と人が入れ替わるコメディチックなアクションはまるでジャッキーアクションで好感が持てた
入れ替わりアクションとチームアップ映画ってのも相まって相性良かったしMCUが近年失われつつユニバースと新キャラ登場意識しすぎて1つの作品として面白くないという課題を克服してる
深みや感動がかつての作品ほどあるかといったらないが楽しさとユニバースに固執しすぎない姿勢は評価できる
それはカマラという未来のMCUを担う救世主がこの映画に面白みとこのキャラクターと他のキャラの掛け合いがみたい、ユニバース作品の醍醐味をまた思い出させてくれた
カマラに新たな可能性を見出した作品である
まさかのえ！？カマラそっちのポジションなの！？と言いたくなるカマラ急展開はあのカマラだからこそ全然おっけー
ここからドラマ勢が映画に参入していく狼煙にもなる
カマラのおかげもあって「こいつらいるか？」って思ってたドラマ出身のヒーローたちに「もしかしたら意外と面白いかも」とドラマへのネガティブなイメージを払拭するような可能性を感じた
だから世間がMCU批判しようがポリコレ批判しようが世間から言われてることを一切抜きにしてみれば思っていたよりも良い作品だと思った
カマラには期待しかない
