おいなり

マーベルズのおいなりのネタバレレビュー・内容・結末

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

マーベルズ観てきた!面白かった〜。
ドラマ発のキャラクターが映画でメイン張るのはたぶんこれが初かな? いろいろゲストキャラクターも出てきて、プチアベンジャーズって感じで楽しかった。
キャロルって硬派そうなイメージなのに、いろんな星に愛人いて可愛いなと思った。

3人の能力を活かしつつ、能力使うと不義遊戯してお互いが入れ替わるという、アクロバティックなアクションが新鮮。
まぁ普通にやるとキャプテンマーベルが強すぎてワンパンマンになってしまうので、制約で縛ったり敵の能力とめっちゃ相性悪いとかにしないと、あいつ一人で良くねになるのはわかるけど、ただ制約かけるだけじゃなくて見せ方で捻りを効かせるのは良かった。
いい意味で軽く見られる、マーベルらしい映画。それはやっぱ、イマン・ヴェラーニちゃん演じるミズマーベルの存在感が大きい。ほんとカマラという、ただのヒーローオタクの女の子が画面にいるだけでちょっと緊張感が和らぐというか、そういうのも含めていいチームだった。両腕にバングル揃ったら絶対アレやるよな、と思ってたらちゃんとワンダーウーマンやってくれたので、もう100点。

それにしてもパク・ソジュンの出番が少ない。ディズニーのポリコレサークルにはアジア人ってあまり入ってなさそうなので、まぁ出てくれるだけでもいいんだけど……。マ・ドンソクももっと見たかったよ俺は。
パク・ソジュン出るぞ出るぞと思ってたら突然インド映画が始まって困惑した。なんか今回わりとコミカルなシーン多くて、ちょっとセンスがジェームズ・ガンぽいというか。品のあるジェームズ・ガン。

細かいけど3人がちょいちょい部屋着を着替えてるのもなんか可愛かったですね。キャロルの薄着にドキドキしました。
3人キャラがいて、ちゃんとみんなキャラが立ってて、まぁ強いて言えばヴィランが誰やねんお前レベルのキャラの弱さなのが気になったけど(コスモロッド持ってるしロナンの血縁かなんかかなーと思ったらそうでもなさそうだし)、安定して見れるマーベル印の良作。
エンドクレジットにソニピクの名前あったけど、オープニングのカマラ作アニメに噛んでたりしたんだろうか。ディズニーとソニーの再婚後はなかなか上手くやっているようで良かったね。

本国で興収あんま伸びてないということだけど、これマーベル疲れというよりはもう、ストリーミングにすぐ落ちてくるし推しヒーロー以外はそっちで観ればいいやという人が多くなった気がする。僕の周りでもそういう人は少なからずいるし、僕もよほど観たい映画以外はアマプラとかネトフリでいいやと思う。
もし近い将来、映画館というものなくなってしまうとしたらそれは寂しいけど、時代の流れには誰も逆らえん。日本も円安だし税負担は増えるし政府が「遊ぶ金あったら納税しろ」という方針なので、誰もが金のかからん遊び方を模索せねばならん時代よ。



それにしても最後よな!
ドクター・ストレンジMoMのファンサービスの件はあったけど、今度こそ正真正銘、次につながるサプライズになりそうで、これはいよいよ次のアベンジャーズが楽しみ。なんにせよロキ神のおかげでこんな楽しいものが次々見れるんだから、感謝しかない。アーメン🙏
なんたって次はデッドプール3だからね。マルチバースがあるとはいえ、どう合流するのかと思ってたけど、まさかのモニカ経由なのか? いよいよアッチとコッチが繋がってしまうのかと思うと楽しみすぎる。
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