明らかに勢いで片付けすぎだし、正直何やってんのかわかんない無茶苦茶ガールズヒーローチームアップ。
MCUとしては個人的に最推しなms.marvelのスクリーンデビューだし、"キャンディマン"のリメイクが見事だったニアダコスタ監督作だからとけっこう楽しみにしてた本作を見に行ってみた。
まず本作は"キャプテンマーベル"の実質2作目でありながら"ワンダビジョン"の地続きキャラであるモニカと"ミズマーベル"から直接繋がるけっこうなドラマ産の敷居の高さがネックなMCUとなる、だがけっこうな勢いで全てをぶっ飛ばしていく仕様がある意味気持ちよくできていてそんな背景は気にしなくても良いポップコーンムービーに仕上がっていた。なので正直ツッコミどころ満載でいろいろと言いたいことはありまくりなんだが。
あとやはりというかエンドクレジットの映像のインパクトも相まって本編が次のMCUの繋ぎにしか見えない印象が強い、そこらへんは最近のMCUの特徴というか弊害で作家性が出しきれないMCU作品はそんな感じになってしまっている(サムライミ監督やジェームズガン監督は作家性がしっかり出てたので)。今作は正直ニアダコスタ監督の強みは一切匂わなかったなー。
だが流石に個人的に推しのカマラカーン最高すぎ、彼女がいるとオタク目線である意味新鮮にMCU世界を探訪できるのが良い。やっぱ推しを推しまくる推しは良いね。
