TomoyoshiKato

マーベルズのTomoyoshiKatoのネタバレレビュー・内容・結末

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

これ、立て直すの大変だぞ…という気持ち…

本編のラストに、ドラマしか出てこないケイト・ビショップ出されても、スケールダウンな感じするし、あのスペクタクルなスパイダーマン大集合のあと、「X-MENが出ます!」と言われても全くワクワクしない。
バットマン出してDCシリーズも合流しかない。よし、ジョン・ウィックも出そう。ゴジラも出そう。

本編も入れ替わりバトルは楽しいものの、それが全くストーリーに絡まない。いわゆるテレポーテーションなわけで、うまく物語をドライブできそうなのに...。あと、「なんでここで入れ替わらないの?」という場面も散見され、ルールがいまいちわからない。
ルールがわからないと言えばジャンプポイントもイマイチよくわからない。物語の肝となる概念のはずなのだが、入れ替わり能力が発動した理由が結局よくわからないので、途中で能力が無くなってしまった理由もわからない。ちょっとした前衛的なSF映画ぐらいわからない。

さらに悪役の魅力が皆無。もうね、スタイルの良い女の人が3人にリンチされているようにしか見えないわけですよ。チームワークの勝利とか言っているけど、複数人で1人を痛めつけて何が楽しいの!という絵面なワケですよ。
で、結局、悪役のやられ方もチームワークで倒すんじゃなくて、なんかジャンプポイントの近くで輪っかハメたら爆発しちゃうんで、「あ、勝手に死んだ...」という印象で、達成感的なものが皆無。

猫がいい。
猫のせいでこの映画を非難することは非常に困難となっている。
だって猫だもんな。
もう最高だよ。
猫ちゃん...
TomoyoshiKato

TomoyoshiKato