tetsu0615

マーベルズのtetsu0615のネタバレレビュー・内容・結末

マーベルズ(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

全体的には面白かった!!
ツッコミをいれたい処も多いんだけど、なんだかんだで面白いよねー!という感じ。

ラストの畳み掛けるようなサプライズもファンとしては嬉しいところ

能力的にはほぼ最強とも言えるキャロルことキャプテンマーベルに新たな2人のヒーロー、モニカとカマラを絡ませることで、高い能力を持つゆえに孤独に抱え込みすぎていた彼女に光をもたらすと共に新たな化学反応を起こすような仕上がりになっており、それも良かった。

モニカとキャロル、色々あって会えていない2人の複雑な関係は割とアッサリと片付いているようにも見えたが…まあそれはいいか。

憧れのキャプテンマーベルに会えたカマラのテンションは上がる一方だが、そんな無敵のような彼女も全ての人は救えないという現実などを知っていき、彼女もまた成長していく様を描くと共に、素直に真っ直ぐな彼女にキャロルも救われているようだし、見ているこちらとしてもとても助かる存在感だった。

ヴィランに関しては、クリー人ということもあり、キャロルの因縁、前作での敵の大元のAIを破壊してしまったことによる、いわゆる「やらかしてしまった」ことで生まれたヴィランであり、アメコミっぽい(トニーっぽいともいう)
自分達の惑星を救うため、かつキャプテンマーベルへの復讐をかねているのだろうけど、まどろっこしいような、、、そもそもあのバングルの謎も今後も引っ張るのか??

あ、ニックフューリーよ。和平交渉もへったくれもない上に地球ではスクラルが大変になっているはずなのだが、そっちはほっといていいのか?というのがあのドラマのせいでちらつく(いっそあのドラマを無しにしたい、、、和平交渉に協力しにいった奥さん生きてるのか?)

ヴァルキリーが登場し、ビフレストを繋いだということは地球にソーもいて、スクラル人は地球に??今ヤバイはずなのでは、、、?

と、シークレットインベージョンのせいもあって色々ツッコミがある。
さらに言えば、あのミュージカルの惑星、あの設定いります??結局ほぼ見捨てた形になっちゃったしさ。
グースが増えたくだりもコメディになっているのが、良いのか悪いのか、、、
シリアスすぎてもアレなのだが少しコメディに振りすぎにも見えてくる。

ラストのケイトビショップ!!あれはビックリ!!カマラがフューリー意識してるの面白い(笑)ヤングアベンジャーズに向けての第一歩かな??

そして、別次元に行ってしまったモニカが出会ったのはビースト!バイナリー!そしてプロフェッサーの名前!!ついにX-MENへの道が!!というワクワクさせるのには定評があるクレジットシーンで終わり、かなり満足感は高い!
このワクワクをきちんと昇華させてくれよーーー!!と期待をして待ちたいと思う。
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