すいかのたね

マーベルズのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

『うーん…映画だけ追ってると本当に話やキャラが追えなくなってきたな…』っていうのがまず思った大きな部分。映画としてはアクションは良かったですが、話はちょっとゴチャついた印象を受けました。

ストーリー
『キャプテン・マーベルで星を統治するAIをぶっ壊したはいいけど、その結果その星が干ばつ、大気汚染などになったので時空の裂け目を作って他の星から水や空気、果ては太陽を奪う』というのが敵さんの主な目的…これが絶妙に分かるような分らないようなという感覚でした。空気はまあ良いとしても、海の水をそのまま吸い上げて流用ってアリなのか?太陽も外のプロミネンス部分?を引っ張ってるようだったけど…すごい地道…本当に太陽丸ごと引っ張れる予定だったのか?
味方側にもドラマがあって、子供だったモニカが大人になって登場!…だけど『アレ?20年も経ったんだっけ!?』と絶妙に時系列が分からなくなってしまった。まあこれは私がキャプテン・マーベルの時間軸とか忘れちゃったからですけど…時間軸だけじゃなくて正直前作の話も殆ど忘れてしまったので、モニカの家族周りの話がよく分からず、それ関係の話はウーンという感覚。ミズ・マーベルは正直賑やかし要員だったかな…。
新キャラとちょっとウエット気味なストーリーにミュージカル要素、猫増殖とコメディ要素も入れてきて、思いのほか情報量が多く、話はやっぱりゴチャついてたかなと思いました。
マーベル映画では久しぶりに上映時間が105分と短めでしたが、これならもう少し長くして家族周りの話とかおさらいしても良かったんじゃないかな~。

アクション
入れ替わり戦闘は中々良かったと思います。透過能力や光の壁や足場は肉弾戦で結構映えててイイ!けど、後半はあんまりコレって戦闘は無かった印象。一番初めの宇宙と家での入れ替わり戦が一番良かったです。

ブリー・ラーソン
何だかよく分からないけど魅力を感じる(笑)。細かい目線や表情変化が多いからかな~…上手く言えないのですが魅力を感じる(笑)。個人的にはマーベル時の微妙なマスクはもう付けないで欲しいので今作そこも嬉しかったです。

総括すると正直まあまあ程度の評価となります。マーベル映画はエンドゲーム以降ちょっと平均値が落ちてる印象ですねえ…あっさりだけど面白いという軽妙さがまた欲しいなあ。あと次元の裂け目直しってこっち側の空間からは出来なかったのかな(笑)。
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