酷かった…。
まず私の履歴としては、マーベル系映画は基本全て観ていて、ドラマ「ミスマーベル」は観ていない。
ドラマ未見でもメインの12歳くらいの子、カマラがスーパーパワーがあっていままでも街の事件解決してたんだろうなとかはわかるので、話が訳わからないとかはないです。
しかし、あまりに子供向け過ぎて見てるの辛かった。時間の無駄感すごい。
完全にカマラに親近感や憧れを持つ幼稚園・小学生向け、Eテレでやるような内容なので、大人にはさすがに耐えられるものじゃなかったです…。
子供が大人に混ざって世界を救う戦いにサブ的に参戦する特別感、その嬉しさと高揚感、頑張り、仲間になる喜び、そして仲間を失くす悲しさ、というものを子供向けに何の工夫もなくサクサクとザ・陳腐、ザ・安易にこなしていく。
全てが薄っぺらく「マーベル系観る客なんてこうしておけば喜ぶんだよ」と作ってる感じ。マーベルズ同士をツンケンさせたり、ワチャワチャ仲良しさせてみたり、猫いじりしたり。
最近のマーベルは全てお子様向け過ぎて酷いんだけど、それにしても、いやー酷かった。
この映画の私にとって唯一のメリットは、トム・ヒドルストンの妻（悪役の女性）をちゃんと見られたことくらいです。
