蒲生しくれ

マーベルズの蒲生しくれのレビュー・感想・評価

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.0
カマラちゃん劇場デビュー作!やったー!!

まさかのドラマ2本予習前提映画。
10年付き合ったからまだダラダラ惰性で付き合ってるけど、正直MCUとの付き合い方を考える時期にきてる。
とは思ってたのにロキのシーズン2めっちゃ面白!!
と超チョロい感じで今回も鑑賞。

ちなみに予習が推奨されるのは
ミズ・マーベルとワンダヴィジョンの2本。
シークレット・インベージョンとかいうのはもう無かったことにしよう…。

最強すぎて何かしら枷をかけないと物語が作れないだろうキャロル・ダンバース。
今回は親友の娘と限界オタクカマラちゃんの二人がパワーを使ったときに場所が入れ替わるらしい。
この入れ替わり芸が序盤は楽しい、序盤だけ。

ビジュアル含め大して印象に残らないボスヴィランとの戦いは同じ場所で入れ替わるだけで
普通に戦って連携見せてくれたほうが面白いんでない?というレベル

話も展開もテンポ重視でとにかく全部が雑。

しかし、イマン・ヴェラーニ演じるカマラちゃんが最強の清涼剤となり作品をまとめ上げる。
むしろカマラちゃんいなかったら観てられない。
入れ替わり練習シーンも楽しいしね。

シークレット・インベージョンからのニック・フューリーのキャラの変わり具合とか、スクラル人の扱いとか
作品のチーム間で連携とか一切取ってないんだろうな、と思う箇所は多々あるし
鑑賞後には本作よりそっちの愚痴が漏れる特異な作品だった。

ポスクレもおーっとは思ったけど、作品本編の内容に触れずに「知ってるのが映ったから嬉しい」レベルのことしか毎度言わないMCUキッズにはうんざりだよ。
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