『「キャプテン・マーベル2」が観たかった…』
まず最初に言っておきたいのは、この作品が世界的に「爆死（制作費に見合う収益があげられなかった）」レベルにコケているという事実。
ただ実際に観てみて、これ「ザ・フラッシュ」のように、ここまで悪しざまに言われるレベルの作品ではないということ。
とかく爆死と聞くと、つまらないから爆死したのでは、と思いがちなのだがいや全然そんな事はないのである。
ただまったくなんの傷もない作品なのかというとそんな事はなく…
そもそもディズニープラスのドラマシリーズ「ワンダビジョン」と「ミズマーベル」の視聴は必須。
なぜディズニージャパンは本編上映前に上の2作品のダイジェストを流さないのか?
そしてここ最近では驚くほど短い上映時間。
テンポがいいといえば聞こえはいいが、大事なことをどんどん脇にうっちゃっていってるような気もしない。
そしてこれは私だけの感覚ではないと思うのだが、黒人とアジア人のヒロイン、そして黒人女性監督という座組に対する反ポリコレがあったのではないか。
思えば2016年の「ゴーストバスターズ」の主演が女性になったときも猛烈な反発が起きてあの作品も壮絶にコケた。
あれと同じようなムーブメントがあったんじゃないかな。
まあいろいろ書きましたが、私はブリー・ラーソンのキャプテン・マーベルが観られればある程度満足なので、この作品にはほとんど文句はないのです。
劇場（2D吹替版）にて。23.11.24
タカシ#012
