mao

無頼のmaoのレビュー・感想・評価

無頼(2020年製作の映画)
3.9
アウトレイジの様な所謂派手なヤクザ物と言う感じとは少し、いや全然匂いが違う。
もちろん劇中抗争だらけなので、殺しなど派手なシーンも少なくはないけど、そこには人間臭さ、寂しさ、苦労と共に戦後の昭和から高度成長期、平成へと淡々と移り変わる中生きる1人の漢、まさに無瀬。

パッチギにも感じる、あの少し寂しくも感じるけど、その時代を精一杯生き抜く人達の絵がとても生々しくも綺麗にも見えてしまう。

井筒監督節!

観てる最中は結構淡々と時代が進んで行くのであっさりしてるなー。
と思っていたけど、終わってからじわじわぶり返してくる。
そんな不思議な作品。

いゃぁ、好き嫌いはっきりするだろけど良かったなぁ。

2人も知り合い出てたw
mao

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