snowwhite

テスラ エジソンが恐れた天才のsnowwhiteのレビュー・感想・評価

3.0
ニコラ・テスラが移民としてアメリカにやって来て憧れのエジソンの下で働き始めるがエジソンと考えが合わず(直流か交流かでもめ)辞めて独自の路線を突き進もうとする話。大富豪J・P・モルガンの娘のアンと知合いモルガンから莫大な開発資金の援助を受ける事となる…。

テスラ社のイーロン・マスクがテスラを好きだったから社名をテスラにしたと言うことぐらいしかテスラの事をしらなかったがこの映画を観てこういう人だったのかと知ることが出来て良かった。

個人的には以前アメリカに住んでいた頃J・P・モルガンの元私邸を美術館にしたものを見学したり、市立図書館にJ・P・モルガンの手紙や資料が沢山展示されてるのを観たり、メトロポリタン美術館に多くの美術品の寄贈をしていたことを知っているので、J・P・モルガンが芸術だけでなく新しい技術にも凄く興味があってお金を凄く出していた事に驚いた。

テスラに支援する前にエジソンにも支援していた事にも驚いた。恐らくテスラ以降にも新しい才能の有る技術者に出資していたことは容易に想像できる。こういう出資者が多く存在することによりアメリかは発展していったんだろうなと思った。

巷でのこの映画の評判はあまり良くないようだが私は面白かった。色んな事を知ることが出来て良かった。偉人伝のエジソンの印象しかなかったがエジソンの印象が変わりそう…。
snowwhite

snowwhite