このレビューはネタバレを含みます
ワ、ワーーー……！
何が事実なのか、何を信じたらいいのか分からないまま物語が進んでいって、段々明らかになった
認知症の人ってこんな体験をしてるのか……
時間軸も人物も空間も意識も錯綜してて、全部に振り回された……
エンドロール見た時、主要な人物の少なさに驚いた
たしかに、登場する場所も人物もめちゃくちゃ少なかった
でも全部にしっかり振り回された
これ認知症の本人も周りの人もしんどいし辛いな……
アンソニーのことを思ったら、四六時中付きっきりでお世話して不安を取り除いて……ってしてあげた方がいいのかもしれないけど、アンだって自分の人生生きたいし……施設の人だって、不安定なアンソニーの面倒見るのも大変やし……
なにより本人が、自分のことは自分でできる！！って本気で思ってるから厄介……
本人は自分はまだしっかりしてると思ってるけど、周りから見たら全然異常で……
自分の記憶や認識が信じられなくなるのって、めちゃくちゃ不安になるのかあ……
そんな時でも、アンの存在だけは信じられてた
医療技術の進歩で長生きできるようになったけど、その弊害がこれか……
認知症についての研究が進んだらいいなあ
あと、字幕ばっかり見てたから、アンソニーホプキンスの演技を味わえなかった……
字幕なしで作品が見れるようになりたい……
