これは辛いなあ、、、
誰も幸せにならんやつやなあ。。。
どんなあらすじか最初に読んでしまっていた人からすれば「ああ認知症の人の話ね」から始まるんだろうけど、前知識何もなしで臨んだ私は完全になにかしらのミステリーかと思ったよね。笑
でも認知症を患っている人からすれば、ミステリーどころか恐怖でしかないんやろうなと、この作品を見きって思った。
自分が今いる場所が分からず
娘が死んだことも忘れ
しまいには自分のことすら見失ってしまう。
これがどれだけ怖いことか、きっと体験した本人にしか分からんやろうし
関わったことのある人たちにもきっとかなり理解できる部分があったと思う。
良くも悪くも、身近にこんな経験をしたことがない私にはあくまで作品の域を出ないのがなんだかもどかしい。