“信頼できない語り手”の最終形態と言えそうな、混乱•破綻した視点を一点の隙さえない演出と演技で表現した恐ろしすぎる映画。
起こっていること全てが非現実的なのに、とんでもなく現実みのあるA•ホプキン…
通常は過去、現在、未来が
横並びに流れていくのに
認知症になるとそれがごちゃ混ぜになって
自分が今どこに立っているのか分からなくなる
って何かで聞いてなるほど…と
いつぞやになんとなく少し
認知症に…
認知症の人の世界の見え方が少しわかった。観ながら祖母のことを思い出しました。盗まれた!とか叩かれた!など、本当かどうかわからないことを言ってたなあ…この映画のように見えてたのかな、など。こんなふうに…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ミステリーなのかと思い、謎解きしようと観ていて、途中で時系列がぐちゃぐちゃになってたり妄想が入ってることに気づいた。
認知症の人はああいうふうになってるってこと?それだったら本人も周りも混乱と疲弊が…
片側からの苦労しか考えたことなかったけど そうかこんなことになっていたんだ
悪気がないとか そういう話ではなくて もう本当に誰も真実に辿り着けない領域なんだと はっとした
アリスも驚愕のワンダーラ…
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