ブラウンカン

フランクおじさんのブラウンカンのレビュー・感想・評価

フランクおじさん(2020年製作の映画)
4.2
“どんな人間になるかは他人ではなく自分が決めるんだ”

18歳の女の子が憧れの叔父と実家に戻る話。

ちょっと度肝抜かれた感ある。
全くのノー知識で視聴。
ベスの成長日記か、叔父に恋する物語かなとかってに想像してたけど予想の斜め上だった。

同性愛者系で今までで1番良かった。
なんていうんだろ美しい。
2人の愛を貫く系のラブロマンスではない。あくまで主人公は思春期の姪であって、そのおじさんのカミングアウトをそばで見守る視線の映画。それがまた良い。

ウォーリーがめっちゃ良いやつなんだよ。最初のイメージは最悪だったけど、話を進むにつれて、もう人柄がとても好きになってくる。
フランクの母にプレゼントを用意してたシーンとか、はじめから会うことを期待してたんだねと思った。
フランクの親族たちが本当に温かい人で、最後のシーンは素敵すぎた。否定的な人もいたけど、それも一つ。でも同じ空間で楽しむ。結果的に父親のおかげだね。
母親もマジでええ人だし、ベスの父親も最初嫌な印象だけど、終わった頃にはめっちゃ良いやつやんってなった。

温かい気持ちになれる映画です。

Amazonオリジナルの映画めっちゃ良いね。
ブラウンカン

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