いかえもん

レスキューのいかえもんのレビュー・感想・評価

レスキュー(2020年製作の映画)
3.7
10分に1回クライマックス!…ってそれはなんぼなんでも言い過ぎでしょうけども、なかなかに迫力のある映像で、鉄板ストーリーながらも楽しめました。

海難救助隊のお話で、最初は海上の石油採取場っていうのかな?そこで起きた火災事故の救助に向かうところからなんですが、ここだけでも言うたら1本映画できるんちゃう?っていう設定。だって、バーニングオーシャンってそうでしたよね?
ところが、さらに石油タンカーが崖から落ちてとか、海に墜落したジェット機の救助とか。これがかなりすごくて、私これがクライマックスなんだろうかなぁと思ってました(時間が中途半端だな…と思いつつ)。が、しかし、まだ続く大災害!
その合間に、家族のエピソードももちろん入ってくるという感じです。

主演は、エディ・ポン(我が家ではポンちゃんと呼んでいる)で、彼がまた爽やかな男前なんだなぁ。早くに妻を亡くして、男手一つで小さな息子を育ててるんですが、このちびちゃんが難病になってしまって…という鉄板展開。

そう、この映画はストーリー的には取り立てて目新しいものはございません。ただ、そのレスキュー隊の活躍って、どこの国であってもやっぱり見ててかっこいいなって思うし、映像の迫力もあるし、及第点は絶対行くと思います。それと、やっぱり私はアジアでもこんなハリウッドみたいな迫力のある映画が撮れるようになったんだなぁってちょっとびっくりしました。