鑑賞中にシステムトラブルのために映画が中断し、上映中止となったため、半分しか観られてないです（笑）。
何人かの友人から、そういったトラブルにあったと聞いたことはありましたが、自分がそんな経験をしたのは初めて。
その昔はフィルムが切れて、繋いでいる間は中断ってこともありましたね。
なのでレビューも半分で（笑）。
沢田研二、期待していたけど、さほど良くなかったなあ。オーバーアクションの演出があったのか、不自然に感じました。
宮本信子、相手の話を聞いているときにも細かい仕草をしていて気持ちの変化が伝わってくる。うまいなあ。
菅田将暉もいいね。上の人が言ったことに対する「はい」の言い方で、その話を何度も聞いてたことが分かる。
うるさいよの「はいはい」でも、途中から聞いてない「はーい」でもなく「はい」。この一言で二人の時間や関係性が分かる。
こういうさりげないの、好きやわあ。
リリー・フランキーもよかった。
ただ、うーん、製作者の時代錯誤感が気になったかなあ。
出演者が、知り合いのお店の商品を勝手に拝借するシーンがあったが、昔ならくすりと来る場面でも、今はモラルとしてどうなの？ となる。役の描き方ではなくコミカルなシーンとして見せており、疑問を感じた。
私の感覚が変わったのかもしれませんし、全部観たら印象が変わるのかも知れませんが。
トラブルで完全鑑賞とはなりませんでしたが、無料チケットもいただけたし、こういう経験は一度くらいしていてもよかったかな。（二度三度となると困りますが（笑））
