ー “あなたはその昔、活動屋だったでしょう。映画には、フイルムには神様が宿っているんだって。いつも言ってたじゃないの。今その神様に助けてもらうのよ。”
ー “それが映画だよ、ゴウちゃん。カットとカットの間に神が宿るんだ。映画の神様が。”
ー “十のことを言うのに七で止めて、七で十のことを伝える。饒舌でなく、訥々と語る。これがシナリオのコツだ。”
令和の人気若手俳優たちが演じることで、昭和の良さを再確認できる作品。昭和の女優を演じる北川景子もいいね。女性らしい言動に美しさが滲み出ていた。
最後駆け足だった気がするけど、邦画の中では結構好き。映画業界を目指す私の意欲が掻き立てられた。
メインパーソンはゴウちゃんでありながら、語り口(POV)が定まっていないのがまたいいなと思った。
スピーチのところで一緒に泣いてしまった。不器用な昭和の男ってやつは、、
沢田研二がまた良かった。レビューで代役代役と言われてしまうのが癪。