2021/9/15 #25
若い頃、必死に追いかけた夢を挫折するも、諦めたことはずっと残り続ける。
それを感じさせる映画だし、それを叶えるのに何年経ってもいいんだ。ということを実感させる映画だった。
ダメダメおじいさんになってしまった現代と監督になってキネマの神様を撮るんだと必死だった若い頃、そして、フィルムの中。3つの世界観がうまく交互に流れながら、全体の時間は進んでいく。
昔から好きなものってやっぱり何年離れてても、心が動かされるものだし、自分の自信になるものだと思う。それを周りに公言できること、それを応援してくれる人がいるのも、また自分が頑張れる糧になっている、そう思わせてくれる映画だった。素敵でした。
北川景子がきちんと大女優だし、音楽もいい。
