ギャンブル、酒に溺れ、借金を重ねるゴウ。家族に見放されたどうしょうもない親父だ。そんな彼も若い頃に映画監督を目指していた。自らが監督として作ろうとした「キネマの神様」の脚本が出てきて、映画を愛する気持ちが再燃し始めた。夫婦愛、家族愛、映画愛、友情に満ちた作品。
若い頃の奥ゆかしい恋が印象に残った。「バカ、鈍感」、テラシンが撮った写真を見て語るシーン、時の流れとともに夫婦愛を感じました。
北川景子は古風な雰囲気も似合います。変わらず美しい。若き頃のゴウ、もう少しダメっぷりが欲しいかな。
叶わないことだが、志村けんのゴウが見てみたい。