このレビューはネタバレを含みます
私は自分が家族を苦しめていると思ってしまったら同じように死を望むかもしれないけれど、家族が死にたいと言ってもあの医者に連絡することはできないだろうと思った
向こうがそう名乗っていても「やってくれたのは"ドクター・デス"」って言うんかな…！？ 「ドクターです」みたいだな…ってンフフッとしちゃったけれど、そういうシーンではなかった(「ドクターですぅ？」とか誰か突っ込むかな…って思っちゃった)
序盤は安楽死というテーマに「自分だったら」と考えたりしたけれど、後半は捜査やセキュリティの諸々になんでやねん！って思っちゃった
ドクターデスと連絡を取るかもしれないから…って釈放したのに、その後なにしてたんだ！？ ちゃんと調べたりしてた！？
娘もすぐ殺さずに放置して父親を待っていたのはなんでやねん
手錠を自分に繋げちゃうのもなんでやねん
相棒が来てちょうど注射打ちます！なのもなんでやねん
なんでやねん なんでやねん… ねん…
安楽死というテーマ
もし自分自身が楽になりたいから死にたい
家族のために死にたい
あの人が望むならばそれを見届けたい 楽にしてあげたい
…という難しいテーマで、ともすればドクターデスの方法を正しいと思う人もいるかもしれない
だから映画の作品の中では、わざと娘を追い詰めて死を望ませる「悪役」という扱いにしなければならなかったのかもしれないな、と思った
