りょーこ

奇妙な扉のりょーこのレビュー・感想・評価

奇妙な扉(1951年製作の映画)
3.9
ヴォルターーーーーーーーーーン!!!

叔父の超くだらない嫉妬のせいで出会ったばかりの女ったらしイケメンと結婚させられることになった美女があたふたするモノクロ・ミステリィ・ホラー

20年もかけて嫌がらせをしていた割に、動機がクソショボくて笑えますw
なんとまあタマの小さいオッサンだことww

でもお城の雰囲気や仕掛けが楽しく、意外と先や裏も読める叔父が憎たらしい良作でした♪



アラン卿により城に閉じ込められてしまった、女たらしのイケメン、デニス。

卿はさらに、美人な姪ブランシュと結婚しろとか言う。

確かに美人だけど俺は自由人だから嫌だ、と拒否するデニス。
私にはアルマンという想い人がいるから嫌です、と拒否するブランシュ。

が、なんか20年前の恨みがあるっぽい卿は、執拗に彼等をくっつけたがり……



ヴォルタンは使用人の1人。
両親を亡くした彼女の唯一の味方でもある。

さらに地下牢には秘密があって~

と、81分と短めの作品なのに、あれこれ凝ってる展開で面白かったです☆

アラン卿がジョン・キャンディみたいなでっぷりさんで、二重顎がまあ憎たらしい(笑)

一方デニスは、若い頃のアラン・ドロンみたいなイケメンですが、美女を見つけた瞬間キスするという、これまたどうしようもない野郎w

そんな彼等の駆け引きや、お城にある隠し扉や仕掛け等、あちこちで楽しめる作品でした!
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