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Bone(原題)のILCのレビュー・感想・評価

Bone(原題)(1972年製作の映画)
5.0
ラリー・コーエンのデビュー作にして最高傑作で間違いない。
そしてこれぞ本当の「ブラック」コメディなのだ(笑)
しかも俺の大好きな設定「知らない誰かが家にくる」だった。
この設定では珍しくかなり早めに誰か(Bone)が登場。
Boneがネズミの死骸を片手で掴んでこっちに向かってくる時のゾクゾク感は最高だった。
始めはこの設定だからスリラーかと思いきや段々とシニカルで社会風刺(当時)の強いコメディとなっていった。
話も笑えるが画もメタファーや、サブリミナル効果など結構こだわってた。
そんでラストも捻りがあって解釈が分かれるようになってる。

基本的にはブラックコメディだけど考察にも重きが置かれてて良い。繰り返し観たくなるやつ。
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