結構よくできたディザスター作品だったと思います。
ディザスター映画によくあるド派手な破壊描写を期待すると物足りないかもしれないが、その分ヒューマンドラマ部分がしっかり描かれるので自分は気にならなかった。
出てくる人達みんながしっかりと行動原理を持ってることが描かれるのでリアリティがあって見やすかった。
アメリカって選民思想が強い国だったっけ?とは思ったが、どちらにせよ映画のコンセプト上、仕方ないとも思った。
全体として芯のあるストーリーだったけど、あわよくばもう少し主人公家族の過去とか背景を深堀して欲しかった。あともう少し抑揚が欲しかった。かなり序盤から常に緊迫しすぎてた感はあった。