鍋レモン

グリーンランドー地球最後の2日間ーの鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.3
⚪概要とあらすじ
突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を、普通の一家の目線で描いたディザスタームービー。突如現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突した。さらなる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まる。建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティ、そして妻のアリソンと息子のネイサンも避難所を目指して輸送機に駆けつけた。しかし、ネイサンの持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになってしまう。人々がパニックに陥り、無法地帯と化していく中、生き残る道を探すギャリティ一家が目にしたのは、非常事態下での人間の善と悪だった。

「エンド・オブ・ホワイトハウス」シリーズのヘラルド・バトラー、「デッドプール」シリーズのモリーナ・バッカリン、「ドクター・スリープ」のロジャー・デイル・フロイドがギャリティ一家を演じる。監督は「エンド・オブ・ステイツ」でバトラーとタッグを組んだリック・ローマン・ウォー。

⚪キャッチコピーとセリフ
“世界崩壊まで残り48時間。そのとき何ができる?”

「準備はできてる」

⚪感想
パニック作品。

リストバンドあげるか外したら良かったんじゃない?知らんけど。

評価もあって期待値0で観たので最後までそこそこ楽しんで観られた。
演出にそんなに問題はないけど脚本にややツッコミどころやくどさがあった。
地球滅亡の危機なので仕方がないが、主人公の行動の多くが理解できないものが多く助かって欲しいともそんなに思わず。奥さん、息子の行動は割と理解できた。

パニック作品は家族バラバラにして集結させたら面白いと思ってる節あるはず。

冒頭の謎の揺れからの鳥、静寂からの衝撃は痺れた。

主人公の奥さんの父親が最高。
登場時間少ないけど1番印象に残ったし、かっこよかった。

車移動シーン短いのは良いんだけど短すぎてちょっとびっくりする。「おぉもう着いたのね」って感じ。

どんなときも荷物確認と余計な一言を言わないことが大事という教訓。



⚪以下ネタバレ



冒頭で関係が悪化していた主人公夫婦。地球滅亡の危機に奔走し仲を深めるけど途中でわかる主人公の浮気。いやそこまでの演出要らなくない。普通に仕事に熱中し過ぎてとかで良いんだが。

安定の家族バラバラで携帯繋がらず、お近くの奥さんの父親の家へ。
道中に奥さんは息子の誘拐という事件に巻き込まれ、主人公はカナヅチ的なもので人を1人殺しちゃうオチ。そういえば主人公が飛行機降りたせいで数え切れない人数爆発に巻き込まれて死んでたね。

主人公の奥さんの父親は主人公が家に着いたら呑気にカードゲームしていて痺れた。
娘と孫を大切に思っていて、電話がかかってきて迎えに行った時の抱き合いが良かった。
しかも自分は運命を受け入れ、奥さんマリンが死んだところで死ぬという決意かっこいい。
主人公の浮気を知るも娘を託し、最後の最後で主人公を息子と呼ぶかっこよさ。

持病なしシェルターに入れたのに9ヶ月分もインスリンあったのなぞ。まぁ準備してたんか。でも外出たら生成するの時間かかりそう。

グリーンランドにシェルターがあるからタイトルグリーンランドなんだけど割と中盤で分かるので違うタイトルでも良さそう。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
ジョージア州に住む建築技術者のジョン・ギャリティは、最近発見されるも特に危険はないとされる彗星クラークの破片が地球に落ちるライブ映像を近所の人々と一緒に見るために、疎遠になりつつある妻アリソンと息子ネイサンの待つ家に帰る。

スーパーマーケットで買い物をしている時、シェルターに避難させる対象としてジョンと家族が選ばれたと言う政府の通知が携帯に届く。家に帰り、近所の人々と一緒に破片の落下をテレビで見る。事前には危険はないと発表されていたにもかかわらず、破片の一つはフロリダ州をほぼ破壊する。さらに政府の通知が届き、彗星クラークは地球を直撃する軌道に乗っており、全地球上生物を絶滅させるに足るサイズの破片が何百も次の二日間で地上に落ちると警告し、バッグひとつだけを持って近くのロビンス空軍基地に向かうよう指示する。ジョン、アリソン、ネイサンは急いで荷造りをして家を出る。近所の誰も一緒に連れて行くことはできない。

ジョン一家はロビンス空軍基地に入り、避難対象者であることを証明するリストバンドをつけられる。糖尿病であるネイサンのインシュリンを車に忘れてきたことに気づき、ジョンは車に戻る。だが病人は避難させられないと告げられ、アリソンとネイサンは基地から追い出される。ジョンは基地内に戻り飛行機に乗るも、妻子とはぐれることを恐れて飛び降りる。パニックになった群衆が基地内に侵入し、銃撃が起き燃料漏れのために飛行機が爆発する。車に戻ったジョンはアリソンのメモを見つけ、ケンタッキー州レキシントンの実家に向かったと知る。

アリソンとネイサンは、略奪されたドラッグストアに入り、インシュリンを見つける。二人は夫婦の車にヒッチハイクするも、リストバンドに気づかれて、ネイサンは誘拐され、アリソンはリストバンドを奪われて取り残される。夫婦は基地に行き、ネイサンを自分たちの子と偽り、妻がアリソンのリストバンドをつけて避難対象者であると偽ろうとする。だがネイサンが嘘を暴露して夫婦は逮捕され、ネイサンは保護される。アリソンは基地に行き、ネイサンと再会する。

ジョンはトラックをヒッチハイクすると、そのトラックはシェルターがあるはずのグリーンランドに向かう民間航空機に乗るためにカナダのオンタリオ州に向かっていると聞く。男がジョンのリストバンドを奪おうとして乱闘になり、トラックは横転し、ジョンは男を殺さざるを得ない。ジョンは車を盗んでアリソンの父デイルの家に来る。アリソンとネイサンもたどり着く。ギャリティ一家はカナダからグリーンランドに行こうとするが、デイルはとどまりトラックを与える。一家が北へ向かう途中、溶けた破片の雨が降り注ぎ、一家はアンダーパスの下にもぐってやり過ごし、カナダへ向かう。14kmの直径を持つ最大の破片が、西ヨーロッパに落ちる予測を聞く。一家はカナダオンタリオ州の空港に着き、離陸直前の民間飛行機に乗せてもらう。

飛行機はグリーンランド上空に着くも、破片落下の衝撃波で飛行機は故障し、不時着せざるを得ない。一家を含む生存者たちは軍のトラックを見かけ、最大の破片が落下する直前にシェルターに入る。9か月後、地下シェルターの生存者は無線で他の生存者を探し、世界の各所から応答を得る。生存者たちは地下シェルターを出て、大気が元の状態に戻りつつあると聞く。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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