ミサキ

チィファの手紙のミサキのレビュー・感想・評価

チィファの手紙(2018年製作の映画)
4.2


自分を無限大だと信じて疑わなかった
あの頃の恋は長い年月をかけても
色褪せる事なく生き続けている。
娘が母の恋を想像して母になりきって
手紙を書くという設定がもう愛しい。
日本版「ラストレター」は夏であり
「チィファの手紙」は冬であるという
季節を筆頭に言葉に文化に建物などの
様々な違いを見られて嬉しかった。

手紙を書くというのは親しい人で
あればあるほど恥ずかしかったり
便利な機能に頼りきりになってしまう
そんな今だからこそ文通を通した粋な
恋愛がとても真新しいものに見えた。
憧れるなあ。下駄箱に手紙があるとか。
次は大きなスクリーンで観たい。
ミサキ

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