このレビューはネタバレを含みます
ラストレターには無かった弟チェンチェンのシーンが良い。母の死、おばの怪我、カゴの中の鳥、いろんなことが積もり積もってやっと溢れ出た涙。そっと寄り添うチィファの温かさ。大丈夫、泣いていいんだよ。と、支えてくれる人がそばにいて良かったと思う。このとき、チィファがいなかったら違う道に行ってしまったかもしれない。(リリイシュシュのような道を歩んでいたかもしれない。。)
次の日にはけろっとしているチェンチェン。だけど、前とは違っている。そんな成長が垣間見られてさらに良かった。
中国という文化によって登場した弟がこんな素敵な広がりをしてとても嬉しい。