パトリック・ウィルソンの登場にええーっ!?ってなった。
キャストに書いてないー。
説明がないので何の会社のアシスタントをしているのか分からなかったけど、会話の端々から映画関係のようだと分かる。
人って仕事上の部下や地位の低い人を、人間としても下に見るところがあるよね。
特に若い人がタクシーの運転手に「○○行って」とか言うのありえない!
コピーや電話の応対など、アシスタントの一日を淡々と映し出していくが、主人公はある事に疑問を抱く。
夫を探す妻、忘れ物のイヤリング、アッチの治療にも使う注射器、学歴のない新人の雇用。
良識ある人なら持つであろうその疑念その声は、どこで、どうやって消えていくのか。
業界のシステムをさらっと描いている。
この会社の方針から言うと、仕事をプロフェッショナルにこなしたいなら、ある程度の正義感や感情は持たない方がよい。
どのみちメモも取らないような新人は長くは持たないだろう。
それより、デジタルの時代にまだあんなに紙を使うのね。
そっちの改善も早急にするべき。
あと食器の洗い方も問題よ。