まつむらはるか

ライムライトのまつむらはるかのレビュー・感想・評価

ライムライト(1952年製作の映画)
4.3
これ本当に66年前の映画なんでしょうか・・・・・・?

『チャップリンは普遍的だから古くならない』って確かに聞いていたのですが、その予想を上回る物語でした。すごい。
道化師としての演技は大げさで愛嬌のあるものですが、舞台以外ではとても優しく温かいおじさんで、生きる目的を失ってしまった女性に対して語りかけるシーンではその一言一言に彼女を思いやっていることが伝わりはっとしながら聞いていました。

彼が傷ついているのを隠しているシーンの演技なんて本当に素晴らしい。めちゃくちゃかっこいいです。