肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ラン・スイートハート・ランの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

2.4
女性から自ずと流れる血は命取りの障害だがそれを覚悟を持って武器へと変えた時、道が開けるかもしれない生存戦略ぅ!
シングルマザーが仕事繋がりで顧客男と会食をセッティングされ、ゴールインかに見えたら「逃亡ゲーム」の始まりだ〜い!なク○男と生理に苦しむ逃れ血塗れ大出血な戦い!!?

これは良くない方の「ジェンダー映画」ですよ…この精査されてない未熟な脚本で安易にあからさまに「VS」構図を作っていく映画はリブート版版『チャーリーズ・エンジェル』の√に入ってますよ……て、主演エラ・バリンスカさん、まんま『チャーリーズ・エンジェル』の3柱の1人やないかーーい!!?
うわぁ〜、嫌な予感してたんですよ…主演女優さんお綺麗でスタイリッシュな黒人美人女優さんで、何この人がらんらんるーん♪とやべー奴から追われたり、命からがら逃げたりするの?オラ、ワクワクすっぞ〜♪とウキウキ気分で見ていたら……"女性にとって理不尽な展開"と"バカで搾取する男、叛逆する女"みたいないかにもな構図できて、やだなぁ怖いなぁ〜と震えていたら彼女の正体を思い出すなんて皮肉なもんですよ…
エラ・バリンスカさん、挙げた2作にNetflixドラマ『バイオハザード』主演がシーズン1で打ち切りと、変なカルマみたいなの背負っているんですかね…

この映画は大分"クセの強い"演出の映画でして、ディナーデートをセッティングされた相手の男が「第四の壁」(カメラ目線・視聴者意識)を突破した道化演出だったり、さあベットインだ!と自宅の扉が閉まった瞬間に暴行が始まったり、その"暴行の多くを見せない"演出のセンスなど「お」となる興味をそそられたんですよ。ここまでは良かった…!(ほとんど序盤だけどw)

主体はいかにヴィランが主人公を苦しめて(少し手を抜いて)快楽的に殺すかなので、割合"ご都合主義"全開な展開はいいとしても、そのヴィランは"ほぼ無敵"な超常的存在に位置するので、そいつがいかに主人公以外を手軽に殺戮たらしめるかを楽しむ映画になっていきますw

まあホラー・スリラージャンルでいえば『エルム街の悪夢』系を浮かべますが、あくまでも犯人はセレブ「ジェントルメン」風男というのが、この映画の持ち味でいい作用になりかけていたんですけどね…
伏線はずっと最初から敷いてたものの、解決策となる人物「ファーストレディ」登場から(あーあ)感が爆裂上がってしまいます…

洋画のアジアン枠で料理も含め「日本」系が多用されていますが、今作は「韓国」です。
個人としては韓国映画で大スッキーなので嫌韓などでは決してないのに、その韓国要素が「?」の連続なんですよね…というか、反撃に出る立て続けの"新要素"のテンポに"本編時間"が圧倒的に足りてないのです。
そもそもにいじられる「ランボー」コスプレファッションからの「テコンドー」着で特に主人公がなにかやるでもないのに、"戦闘服"調なのが薄ら寒くなってくるし、「あの男は〇〇なのよ(完全な正体ではない)」と宗教色が強いんだか強くないんだかフワッとした遠回しの説明未満のくせに、ジェンダーの男女問題は人類の期限の男女の誕生の事までしっかりとマウント・解説するもんだから、ついていけない寒さを増産するんです…
もうほとんど「アメコミ」みたいな"荒唐無稽、概念"の世界ですw論理的ではなく、考察に値しない、ね?😉

だからこの映画のアイコン的「RUN!(逃げろ!)」のテロップ演出も"根本的センス"の価値観もひっくり返ってるので、返ってダサく見える寒ささえ感じてしまうのが、悲しくなってくるんですw
『ラン・ローラ・ラン』のオマージュ・ホラーですが、これのインドリメイク作であるNetflix『エンドレス・ルーーープ』の方がまだ見甲斐があることと思います(笑)