このレビューはネタバレを含みます
普段は観ないジャンルですが、『search/サーチ』の監督・製作チームの作品だったので興味本位で鑑賞。
『search/サーチ』が結構面白かったから。
そして本作も、衝撃的!!
かつ、面白かったです👍
スリラー作品なので、ビックリして椅子から飛びあがりましたが、なんとか1回だけで事なきを得ました。
劇場が空いててよかったよ。
ほんと、恥ずかしい。
『search/サーチ』は、父がインターネットを駆使して娘を助けるお話でしたが、本作は母ダイアンがインターネットを意図的に排除して、クロエと隔絶された世界で生きる話。
この母の過去に何があったのか?
生い立ちは?恋人は?と、色々と詮索したくなるほど、狂ってました。
娘クロエはとあることから、母ダイアンが渡してくるある薬を疑うようになります。
この薬💊は誰のもの?
なんの薬?
どんな効能?
飲んで大丈夫…なの?
いよいよ、クロエが薬の正体を突き詰めてから、クロエとダイアンの攻防がスタートしますが、ずっとハラハラ、緊張の連続。
クロエは知力と機転をきかせ、決死の覚悟で母ダイアンから身を守ります。最終手段だけど、もう、アレしか方法ないよね🥺🥺
ダイアンを追い詰め、追いやってから7年。
クロエの本当の復讐に至るまでのシークエンスが秀逸!!鳥肌がたちました。
観て良かったー。すっごく満足した。
少し話が逸れますが、「代理ミュンヒハウゼン症候群」っていう言葉が世間に知れた事件がありましたが、ダイアンはこれですよね?
重病な子どもの母親として同情されたい。
病気の子どもを立派に育てた母として賞賛されたい。
この症状が悪化すると、子どもに加害するだけで飽き足らず、医療オタク化して医師や看護師にマウントをとるそうです。
劇中、ダイアンにもそういう傾向がありました。医師をコロコロと変え、処方されたクスリが良くないと文句のメールを打っていた。
自分の虚栄心のために子どもを意図的に病気にするとか…😫
これはフィクションだけど、現実にそういう人もいるってことが、今更ながら、ものすごい恐怖を感じてます😰😰😰