ヒュー

RUN/ランのヒューのレビュー・感想・評価

RUN/ラン(2020年製作の映画)
4.4
これぞサイコスリラー。鳥肌立ちすぎてしんどかった…。

生まれつき病気で歩けないクロエと看病しながは過ごす母。一見ごく普通の家庭にはとてつもない闇があった。逃げたくても足が思うように動かないせいで中々逃げ切れないクロエに迫る影。
これは映画館で観て欲しい!ホラーではないが中々の怖さで鳥肌で肌が裂けそう(?)になった。特に怒涛の勢いで畳み掛けてくる後半がヤバイ。母の顔が頭から離れないし考察をすればするほど怖くなってきます(笑)。
車椅子だからこそ脱出、逃亡も難易度が高くスリルが半端ない。出てくるのも家と街の一部、病院と限られてるけどその中で様々な工夫が凝らされていて全く飽きないです。

主演2人、とりわけ狂気の母親サラ・ポールソンの演技には脱帽です。今作唯一の救いはこれからが楽しみなかわいらしいキーラ・アレンかな。

アニーシャ・チャガンティ監督は『サーチ』に続いてまたも傑作を生んでくれましたね。劇場で観れて良かった。
ヒュー

ヒュー