ねこまるキャット

RUN/ランのねこまるキャットのネタバレレビュー・内容・結末

RUN/ラン(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

『依存』×『病気』
異常な母親の愛情により鳥籠に閉じ込められた日常。サイコパスだと気付き逃れようとするパニックスリラー。

サーチの監督の期待の2作目。

ストーリーとしては想像以上のものはないかもしれないが、不気味さの見せ方が上手く安定して面白い。

しかし個人的には終わり方が残念、というか好みではなかった。

今は自分の家族と幸せだという事を話しながらエンドロールに入れば良かったが、

あのオチだと主人公が憎しみに囚われたまま生きていってしまってるという、あまり後味が良くないなーと感じた。

ハッピーエンドかバッドエンドかどっちかに振り切ってほしかったとか思ったり。

しかし短くて楽しめたので大満足。

どうしてもサーチでハードルが上がってしまうかもしれないが、あまり期待せず見るのがオススメ。

インターネットに繋ごうとするシーンはかなりサーチ感が出てたのは意図的なのかなとか思ったりした。