意味が分かると怖い系、良質なスリラーホラー
冒頭から意味ありげな演出をけしかけてくる本作。
ダイアンには一人娘のクロエがいました。
大学試験を終え、合否の結果に期待と不安を混じえながら過ごしているクロエは車椅子の生活。
喘息や糖尿病、下半身不随等、病弱ながらも懸命に、賢明に過ごしています。
そんな娘を女手一人で育てて来た、仲睦まじい親子の姿を描いている映画なのですが
ある日毎日飲んでいる薬が変わった事からクロエは薬に対して疑問を抱えるようになりました。
という事で、この薬の正体をまず調べようとするんですがこの辺から一気に空気が一変。
なかなかイカれてるママやな…と感じながら見続けていると終盤でそうか、そうだよね。という展開になるのです。
怖さは感じますが決して人の頭が吹き飛んだりみたいなグロ描写はないし、お化け要素がある訳でもないので、そういうのが苦手な人でも見て貰えるんじゃないかなぁと思います。
目が離せなくなるスリリングな内容でした。
おすすめ度は74点