ぽつんと一軒家からほとんど出ることがない車椅子の女の子が恐怖に陥れられる、とてもミニマムな映画。
そして、母と娘のお話。
時間も90分とコンパクトで、サクッと観られた。
だけどしっかり怖い。
足が不自由な上、異常に過保護な母親の監視下のもと携帯もネットも使えない特殊な生活をしているため、飲んでいる薬の内容を知りたいだけなのに途方もなく苦労をし、その過程がハラハラしっぱなし。
小さな出来事が、いちいちスリリング。
オーソドックスでもあり、新しくもあるホラー。
かなり気味の悪い話ではあるけれど、なかなか楽しめた。
最後の彼女の行動は賛否あるみたいだけど、私はそりゃそうだよねって思ってしまった。